春・恋したくなる季節にいいスタートを

1.断捨離しよう

　4月が年度始まりの会社も多いと思います。この1年使わなかったもの、ダラダラと続けてしまった人間関係は思い切って断捨離しましょう。不要なものは使わないのに場所を取るのと同じで、自分に必要のない人間関係は、普段やりとりがなくても自分の気持ちの片隅を占領しています。この際スッキリ整理して、新しい物を置く場所や新しい出会いを受け入れる「気持ちの場所」を空けておきましょう。場所や気持ちに余裕があれば、本当に自分が欲しいものがあった時に買って置くことができますし、新しい出会いがあった時にも気持ちに余裕があるとチャンスを逃しません。また、限りある時間。不要な人間関係に時間を費やすよりも、新しい出会いを構築するために時間を使いたいものです。

2.体調を整えよう

　新しい出会いには体力も必要です。誰しも初対面の人と話すのは緊張したり気を遣うので、新しい人との出会いが多かったりいつもと違う環境になるとどっと疲れが出てしまいます。そんな中でさらにいい出会いがあっても疲れていたり、寝不足だったり、お肌の調子がいまいちだと「今日は気分がのらないわ」とせっかくの楽しいチャンスを無駄にしてしまうかもしれません。
　ジムに行って体力をつけたり、ジムに通う時間がない人は、いつも自転車で行くところへ歩いて行ったりするのもおすすめです。今までゆっくり見ることのなかったお店を発見したり、歩くことで新しいアイディアが浮かんだりしますよ。
　

3.まずは話してみよう

　いろいろな出会いがある中では、見た目が自分の好みではない人、話が合わなそうな人、環境が違いすぎる人など、あまり仲良くなりたくない人もいるはずです。しかし、出会いの鉄則は「まずはフラットに話してみる。合わなければ連絡を控える」だと思います。
　恋愛の話ではありませんが、私もこの結婚相談所という仕事を始めたばかりのころにはいろいろな人から連絡があったり、業務提携の話をいただきました。その中で、何度もメールをくれた人がいて、はじめは胡散臭いので（笑）軽くあしらっていた人が、今ではとても信用しているし、何かあると相談にのってもらったり、たわいもないことを報告したりする仲になっています。
　婚活アプリや婚活パーティーで、いい人がいない、いい人がいても好きになれない、という声を良く聞きますが、もしその場にカッコイイ、見た目だけで好きになれる人がいたとしても、それは本当の恋愛に発展しづらいものです。会話から始まる出会いは人間関係の基本。いろいろ話してみると、会話のテンポが心地よかったり、この人にはなんでも言いたいことが言える、いつも私が言ってほしい言葉をくれるという良さが発見できるかもしれません。その出会いが恋愛に発展しなくても、気の合う異性の友人となり、あなたに素敵な人を紹介してくれる可能性だってあります。